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「このままでミッション実現に届くのか」オフィスおかんの将来と活躍できる人とは?

こんにちは。OKANの木村です。

今回は「オフィスおかんの将来と活躍できる人」についてのインタビューです!
COOの佐々木とサービスグループ責任者の荒川に語ってもらいます。

※ 所属チーム名・役職は23年10月時点のものです。


左:佐々木 勇介
取締役 執行役員COO
東京工業大学大学院材料工学専攻修了後、アクセンチュア、クリンタルを経て、2017年11月OKANに参画。2018年11月より取締役に就任。オフィスおかん事業のセールスマーケティング領域とサプライチェーン領域、ハタラクカルテ事業およびシステム領域を管掌。
趣味は美味しいお店の開拓、海外サッカー観戦、コンビニスイーツ。

右:荒川 優
サービスグループ  グループ責任者
照明メーカーでの勤務を経て蓄電分野のスタートアップにて事業開発業務に従事。その後、大手アパレル企業でのAPAC地域のマネジメントに従事した後、ライフスタイル分野の事業会社での経営管理責任者を経て、2022年3月にOKAN参画。CEO室長、パートナー事業責任者を歴任し、2022年12月より現職。
OKANの好きなところは「自責である限り、とても自由であるところ」

より本質的な課題に応えるサービスに飛躍したい

おふたりから見た現在のオフィスおかんについて教えてください

ーー佐々木
うまくいっている点は、オフィスおかんがお客様企業や従業員の食事や健康に対してうまく機能している点です。導入企業数も順調に増えており、お客様からの評価が高く、解約も少ない状況です。

今後の課題は、もう少し抽象度が高い、例えば「働きやすい会社にしたい」「健康経営を推進したいけど、どうしよう」というお客様に、もっと踏み込んだ提案ができたり、健康経営を推進するサポートをしたり、というサービスの深さと幅をもたせることだと考えています。人材定着を目指すサービスですので、障害となるハイジーンファクター (※注) をひとつでも多く取り除けるよう進化していく必要があります。

 ※注 ハイジーンファクター: 臨床心理学者ハーズバーグが提唱した「二要因理論」において、不満をもたらし生産性の低下や離職につながる要因のこと、衛生要因とも言われる。

COO佐々木


ーー 荒川
オフィスおかんの直接のお客様は企業ですが、私たちのミッションは「働く人のライフスタイルを豊かにする」であり、本質的に向き合うべきはそこで働いている人です。
ですから、働く人に対して、どんな問題解決ができているのか、価値貢献ができているのか、という問いに立ち返って考えていく必要があります。

「1個100円で、オフィスで美味しいお惣菜が食べられます」と伝えると「安くて美味しい、そのうえ手軽なのは良いね」と感じてもらえる。でも、そこで終わらず、色んな角度・観点から分析する。なぜ100円で食べられることが価値として認識されるのだろうか? なぜ消費者は食行動に手軽さを求めるのだろうか?そうした欲求が満たされることで、働く人がどんな快適を得ることができるのだろうか?あらためて働く人にとっての真の便益を知りにいく必要がある。
事業全体でその解像度が上がったとき、オフィスおかんの真の便益を提案できると思っており、そこが事業の伸びしろなんじゃないかと考えています。

サービスグループ  グループ責任者 荒川

「働きやすさ作り」の良きパートナーになりたい

ーー 佐々木
企業の中で従業員の働きやすさ、人材定着、エンゲージメント向上を考える役割を担っている方がいます。理想はその仕事をまるごと任せてもらえるようになることです。
食品をただお届けするのではなくて、なぜそれをやるのか、どうするのが最適か、まで一緒に考えて、新しいものを作っていけたらもっと面白くなる。

ーー 荒川
そのためにも「探究心」を大事にしてもらっています。
表層的な話だけではなく、その相手ご自身でも言葉にできていない欲求や懸念を捉えにいく。常に「?」を持ってコミュニケーションしてくださいと、常日頃から社員には伝えています。

さらにいえば、お客様にとっての良きパートナーになりたい。要望をただ叶えるのではなく、企業のことを真剣に考えるからこそ「それは貴社の課題解決に繋がらないと思います」「結果的に従業員さんにとって不利益になりませんか?」という話までしたい。
それができて初めて、本質的な信頼関係が結べると思っています。その先に「いや、ちょっとオフィスおかんと関係ないんだけど、実はこんなことで困っててさ」という相談がくる。私たちのミッション実現から考えれば、そこが出発点になる。

オフィスおかん

 全員が問題と解決策に手が届くように

より本質的な課題解決を実現するために行っていることはありますか?

ーー 荒川
社員ひとりひとりが「ミッション実現のために今の環境を使うとしたらどんなアクションをしますか?」という問いに取り組んでもらっていて、チャレンジを推奨しています。
ポジションや職務にとらわれず、課題を発見し、解決のために動いてもらえることを歓迎しています。

ーー 佐々木
採用面談で「入社したらどれだけチャレンジできますか?」と聞かれることも多いですが、自分勝手にというと変ですが、自分が「これだ!」と思うものには、踏み込んでチャレンジしてほしいですし、チャレンジできる環境です。
実際に、部署を越えて人を巻き込んでお客様への提案を企画、商品や物流の仕組みについて提案する、という動きが日常的に起こっています。経験も社歴も関係ありません。

私たちは「100人で100個の問いを解く」組織を目指しています。
このために、誰しもが平等に情報にアクセスできるように、会議における議事録の公開、業績情報の開示などを行っています。

ーー 荒川
「100人で100個の問いを解く」といっても、ひとりだけで問題にとりくむわけではありません。サービスの特性上、周りを巻き込んで課題解決にとりくむ必要があり、良い意味でやり方にレビューが入ったり、フィードバックをもらったり、サポートをもらいながら進みます。

それでも、誰かがその問題を解決してくれることはないので、自らの問題としてしっかり立ち向かってほしいですし、そのためのサポートは惜しまないところがOKANという会社組織の良いところです。

こんなに失敗を許容できる会社、そうそうない

ーー 荒川
失敗してほしいわけではないですが、こんなにチャレンジできる領域や失敗の許容幅が大きい会社はそうないと思います。
強いプロダクトがあって、お客さんがいて、順調に伸びていて、バックアップ体制も揃っている。
先人たちのお陰で、ひとりがちょっと失敗したぐらいじゃ揺るがない土台がある。
だから、メンバーがもっと積極的になれたり、ブレーキをかけないようにすることも僕の仕事だと考えて工夫しています。

ーー 佐々木
ありがたいことに、メンバー全員が本当にミッションのために一丸となっている。手段「Howや手法」に違いは出ると思いますが、考え抜いて出てきたものは会社の判断と大きくズレないという前提がまずあります。
どうしようか悩んだり諦めたりするのではなく「こう進めていて目処が立っているので、ここを支援して」くらいに踏み込んでもらうくらいの気持ちでいてほしいです。

オフィスおかんは順調ですが、足元の課題を解決しているだけではミッションの実現にはたどり着かない、もっと加速させたい、と考えています。非連続な変化・成長が必要で、誰かが考えればいいという問題ではない。みんなで考えて、みんなでチャレンジして、みんなで事業を引っ張っていって初めて実現の可能性が見えてくるものです。

「この会社で働きたい」より「この会社と働きたい」

どんな人が活躍していますか? また、お二人はどんな人と働きたいですか?

ーー 佐々木
会社のミッションへの共感はもちろんですが、OKANの未来に興味を持っている人、そのうえで、その人なりの「こうしたい」「こんな未来がいい」という部分を会社の未来に重ね合わせられる人が合うと思います。社内でも活躍している人や存在感が大きい人を見ていると、そういう人だと感じています。
普段の仕事は大事ですが、そこに埋もれず、中長期的な視点を持っていて、思わず未来を考えてしまう人が増えてほしいなと思っています。

ーー 荒川
「この会社で働きたい」というよりは「この会社と働きたい」というマインドを持った人が良いなと思っています。会社の未来が私の未来ではなくて、この会社と私の未来をつくっていくんだ、という考え方や「自分の行動や意志は、自分が考えて決める」という姿勢を持っていてほしいなと思っています。

ーー 佐々木
あとオフィスおかんの仕事は、色んな部署の人が連携して、ひとつのサービスとしてお客様の手元に商品を届けているので、周りを巻き込む力が絶対に必要です。
ロジカルさも重要ですが、論理だけではなく、熱意で人を動かせる人が活躍しやすいと思います。
みんなそれぞれにお客様のことを考えているからこそ「もっとこうしよう」「こんなリスクがあるかも」という話が出てきます。そこで止まってしまうのではなく、熱量高く周りを巻き込んで自分が主体となって進めていってほしいですね。

難しいミッションに取り組む覚悟

ーー 佐々木
社員が口にすることもありますし、採用面談で「社員が協力的」「サポーティブ」とお伝えすることがあります。確かにみんな惜しみなく手を貸してくれます。
ですが、寄りかかれるというのとは少し違う。解くべき問題は山積みです。一人ひとりが課題の最先端に立って、自立して動いていかないといけない。

ーー 荒川
私たちのミッションは、誰も実現できていないからこそ掲げています。この難しいミッションを実現する環境に身を置くんだという胆力は、絶対に必要です。そういうことを頭の片隅に入れていただけたら嬉しいなと思っています。

株式会社OKANは「働く人を豊かにするサービスで溢れる社会を作る」ため、日々挑戦を続けています。
一緒に未来を作っていってくれる方を募集していますので、エントリーをお待ちしております。


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