マーケティングは「考えるきっかけ作り」社会課題に挑むオフィスおかんマーケの仕事を深掘り
こんにちは!OKANの木村です。
今回はチームインタビュー第五弾です!
オフィスおかんのマーケティングを担当している清水さんと藤田さんに語ってもらいました!
右:清水
リテンション事業部マーケティンググループ ゼネラルマネジャー
コンサルティング会社へ新卒入社。会社統合後のIT資産の統合整理、BPR、システム開発PMOなどの案件に従事。大手人材関連企業へ転職し、新規事業開発室にて、採用支援や店舗スタッフのシフト管理サービスの立ち上げ等を行う。2015年3月にOKANに中途入社。以降、領域問わず様々なチームの立ち上げなどを推進。
左:藤田
リードマネジメントチーム メンバー
大学卒業後、広告代理業を主軸としたイベント・スペース専門会社に入社。BtoBや官公庁案件を中心としたイベントプロデュース業務を経験。
2022年よりアルバイトとしてOKANに入社し、展示会担当として従事した後、正社員へ。展示会・ウェビナーの企画・制作や新規コンテンツ開発を行なっている。
※所属・役職は2023年12月時点です。
働きつづけられる組織づくりの “きっかけ” を発信
ーー 清水
株式会社OKANは「働く人のライフスタイルを豊かにする」というミッションを掲げています。健康経営※やコロナなどによって、この考え方に賛同してくれる企業様が増えてきています。これからは、どう実現するかまで一緒に考え、アクションしてくださる方を増やしていきたいと考えています。
OKANのマーケティングは、世の中に「こうすれば職場がよくなる」「働きやすさってこんなに大事なんだ」と考えてもらうきっかけを提供する仕事だと考えています。
リードマネジメントチームでは、オフィスおかんの資料ダウンロード、ウェビナー参加を促すことによって、見込み顧客の創出などのマーケティング活動を行っています。他にも、過去に問い合わせ頂いたお客様への長期的なアプローチを行う『再ホット化』という施策にも力をいれています。
健康経営や離職防止というテーマは、具体的な課題や解決策に結びつきにくいので、成功している企業事例やメールマガジン、ウェビナーでの働きかけを通じて、少しでも手触りある組織課題になるよう働きかけを行っています。
私は、マネジャーとして展示会などのオフライン施策、オウンドサイトやWeb広告などのオンライン施策の全体把握や調整、各メンバーのマネジメントやサポートをしています。
(※:「健康経営®︎」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。)
契約から逆算したパスを供給する
ーー 藤田
私は、リードマネジメントチームのメンバーとして、主に展示会での新規リード獲得と展示会後の熱感上げを担当していて、他にも、中長期での接触による再ホット化のプロジェクトも任されています。
リードマネジメントチームで熱感を上げ、一定の基準を満たした見込み顧客は、インサイドセールス部門であるSDRチームにパスして、商談のアポイントメントを獲得してもらいます。OKANは「The Model」の仕組みを取り入れていて、分業しているからこそ、とにかく見込み顧客の数を増やせばいいというわけではありません。お客様におけるご導入の意思決定から逆算して、施策を打つことを大事にしています。
ーー 清水
メンバー全員がミッション実現のためにKPI達成があると考えてくれているので、自然にこういった動きになっていて、マネジャーとしては誇りに思っています。
とはいえ、全ての見込み顧客が「導入したい!」というわけにはいきませんし、新しい施策で予想外の反応をもらってしまうこともあります。OKANの良いところは、チームが分かれていても、すごく柔軟で緊密にコミュニケーションをとっていることです。マネジャー同士のすり合わせはもちろんですが、定期的にメンバーの中からランダムで選ばれた代表者同士のディスカッションの時間を設けています。これは良い仕組みだなと思っていて、より現場レベルでざっくばらんに会話することで、顧客理解はもちろん、お互いの仕事への解像度も高められ、連携しやすい環境作りの役に立っていると思います。
ーー 藤田
仕事に限らずオフィスでもよく会話しますし、チャットツールでもチーム状況を共有したり活発にやりとりしています。特に、インサイドセールス側の「気づき」を投稿してくれる場所があって、リードマネジメントチーム全員が現場の声をリアルタイムに吸収できるようになっています。新しい施策のリリース日などは、投稿があるとドキドキしながら見ています。
インサイドセールス側も新しい施策を行うことがあり、例えば、リードマネジメントチームから渡す基準に達していないけれどホットに近い対象に直接連絡するというようなものです。こういったことも、普段からコミュニケーションをとっているので、役割を越えていてもトラブルなく行うことができていると思います。
ーー 清水
会社のメンバー全員、役割の垣根を越えて仕事をしますし、しっかり主張して、しっかり聞きます。この会社にいると当たり前になっていますが、珍しいことかもしれません。
職務上大事にするポイントが変わるからこそ、議論がズレることがある。でも、みんなミッション実現に向かっている仲間だから、その人なりに大事にしているものがあるはず。だから、聞くし、伝える。そういう文化があるな、と感じます。
『試食のない』展示会はこうして生まれた
ーー 藤田
展示会担当者として、年間の出店計画、費用対効果の見積もりに始まり、展示会ごとのコンセプト設計や企画作り、外部の施工会社さんなどパートナーさんとの交渉やマネジメント、当日の運営管理や展示会後の追客まで、幅広い範囲を任せてもらっています。自分で責任を持って進めていけるので、達成感とやりがいは大きいです。
ーー 藤田
前職は広告代理店で、イベント運営をしていました。なので、イベント企画や運営の流れは、イメージ通りでした。ただ、事業主として参加するとイベントに対する考え方や意識が全然違いました。
広告代理店としてはイベントがゴールなので、当日をいかに盛り上げるかが大事です。ただ、事業主にとっては、イベントは手法のひとつであって、契約までのマイルストーンのひとつでしかない。契約を見据えた体験の中のイベントでなければいけないことをOKANに入社して痛感しました。
広告代理店時代の私がOKANの展示会を担当するなら、ステージを設けて煌びやかな演出をして、社外のスタッフさんに委託して試食をたくさん配ると思います。恐らくですが、当日、すごく盛り上がります。ただ、それでは、OKANの本当の良さは伝わらず、イベントの後、表面的な商品ラインナップや金額だけで判断されてしまいかねません。
オフィスおかんの本当の良さは「働く人の食にフォーカスすることで、働きつづけられる組織づくりを支援する」という考え方とお客様に接する「人」です。なので、展示会は、OKANメンバーがお客様と直接対話できる時間を大事にしています。
結果として、試食を提供していませんし、演出も控えめにしています。これは、OKANに入ったからこその企画です。
「考えるきっかけ作り」こそマーケの仕事
ーー 藤田
私が入社した2年前は、健康経営分野のプレイヤーは数少なく、オフィスおかんは一際目立つ存在でした。ですが、ここ最近、一気に市場のプレイヤーが増え、しかもサービスの質も上がってきているように感じます。
もちろん、オフィスおかんが負けているとは思いません。ですが、製品価値だけではなく、サービスの考え方や本質的な価値をより鮮明に伝えていかなければ、振り向いてもらう前に提供機会を失ってしまうかもしれません。経営者、担当者、従業員にとって、ピュアなグッドポイントはなにか、深く考えるフェーズに来ていると感じています。
ーー 清水
まだチーム内でもうまく言葉にできていませんが、展示会で導入企業様の話を聞くと、そこにはサービスとの確かな絆のようなものを感じます。企業とオフィスおかんの繋がりを言葉にして伝えていくことで、差別化を図っていきたいと考えています。
そして、マーケティング活動でもOKANのミッションである「働く人のライフスタイルを豊かにする」を実現していきたい。そのためにできることは「考えるきっかけづくり」です。新しいサービス価値や成功事例を伝え、課題の言語化を手助けすることで、世の中の当たり前に対して疑問を持ってもらう。ひとつの事業会社のマーケティング課題としては、大きすぎるものを掲げているかもしれませんが、そういう信念を持って仕事をしていきたいと思っています。
ーー 藤田
私自身、オフィスおかんが大好きです。自分で使っても、美味しいのはもちろん、すごく負担が減って助かります。健康経営や離職防止は、社会的に見るとまだまだ先進的な取り組みです。だからこそ、この考え方や取り組みを広めていく必要があります。そのためには、誰かの真似をするのではなく、うまくいかない中で試行錯誤するしかない。10ある力の5を出せば達成できるなんてことはひとつもないと思います。苦しいこともありますが、心からオススメできるサービスと尊敬できるメンバーが集まって、支えあっているからこそ、それすら楽しいと思える幸せな環境です。
ーー 清水
マーケティング領域全体において、まだまだやりたい施策がたくさんあります。経験を問わず、挑戦してくれる方を歓迎しています。OKANのミッション実現に手を貸してください!
OKANは、オフィスおかんとその考え方を社会に広げていくために仲間を募集しています。
社会課題の最前線でマーケティングにチャレンジしたい、1対多でより社会にインパクトのある仕事がしたい。そんな人にぴったりの職場です。